WordPress projectからオープンソースについての記事が投稿された。

「オープンソースとフリーライダー問題」というもので、気になったので見てみた。

あまり理解してないので、気になる方は元の記事を見てほしい。

記事の内容は大まかに、オープンソースで起こる2つの問題で「コモンズの悲劇」と「フリーライダー問題」について、
解説とオープンソースのとの関係とその解決方法についてになる。

コモンズの悲劇とは何かを自分なりに解釈してみる。

元の説明の方が分かりやすいと思うんですが、何も管理せずに美味しい牧草(素晴らしいソフトウェア)を公共の場においていたら、お腹を空かせた羊が食べつくしてしまう。

これによってホントは来年も食べられるはずだった牧草広場が短期間で無くなってしまうのが問題ということ。

フリーライダー問題について自分なりに解釈してみる。

資源が潤沢にあっても、だれでも何回でも同じ品質のものを使う事ができた時に、サポートされるべき所に支援を受けることができなくなる問題ということ。

水道水がだれでも自由に飲むことができれば公共性は高いが、飲める水を作るところに支援が行かないとより良いものにならないという所だと思う。

別に言い換えてみると、

コモンズの悲劇は、限りあるリソースが一気に無くなってしまうこと。

フリーライダー問題は、リソースはあるが見えない所でかかっているコストに支援が行かないということ。

オープンソースとの関り方をみる。

コモンズの悲劇を見るとリソースが無くなってしまう問題ですが、オープンソースでは、メンテナンスをしている人自体もリソースに入ります。

オープンソースに貢献するには、技術とお金と時間が掛かって利用できる量には制限がある。

この問題には、オストロム理論の8つの事柄で解決できると触れている。

元記事ではまだ触れられていなかったので、ざっくり調べてみました。

オストロム理論8つの原則は以下がありました。

・資源と利用者の明確な定義(clearly defined boundaries)
・現地の状況に即し,利益と負担のバランスがとれた資源管理のルール(congruence
between appropriation and provision rules and local conditions)
・ルール策定への参加確保(collective-choice arrangements)
・資源状況やルール遵守のモニタリング(monitoring)
・違反に対する段階的制裁(graduated sanctions)
・紛争解決メカニズム(conflict-resolution mechanisms)
・自決権の認知(minimal recognition of rights to organize)
・資源管理制度の入れ子的構造(nested enterprises

引用:日本型漁業管理とコモンズ論:E.オストロムの理論を用いた予備的考察
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jrfs/55/1/55_45/_pdf

資源の量とルールと管理をすることによって問題の解決方法を導き出しています。

フリーライダー問題の場合は、リソースを使いきれない場合に起きていて、管理する必要がない資源で起こっている。

WordPressなどのソフトウェア自体は誰でも無料で利用することができるので当てはまると言える。

フリーライダー問題を解決する手段についてをみる。

フリーライダー問題については、すべてが悪いわけではなく、不釣り合いな利益を得ているのはごく一部となる。

WordPressなども出来るだけ低コストで誰でも利用できるようにすることを考えている。

WordPressはどうやって解決しているかというと、公共のインフラを利用しつつ、大きなコミュニティを作ることによって、支援を受け取れるようにして解決している。

議論の核心についてをみる。

WordPressは良いソフトウェアを作ろうとしていて、コミュニティを通じて作成と保守を行っている。


このコントリビューションによってもたらされたメリットの大きいWordPressとフリーライダーを含めた利用者とのバランスが議論の核心になるのでは?という事だと思う。

いかにコントリビューションを増やして、良いソフトウェアを作って維持していくか、コミュニティの存在が大きな意義を持っているのは間違いなさそうだ。